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茄子 アンダルシアの夏

舞台はブエルタ・ア・エスパーニャ。自転車のロードレースを描いたジブリ調のアニメ。

自転車のロードレースは、オートバイや車のレースと違って、心理戦や戦略戦の要素が大きい。機材スポーツではあるけれど、動力源である人間の影響の方がはるかに大きいからだ。

主人公ペペ・ベネンヘリの地元が組み込まれたブエルタ・ア・エスパーニャ。ちょうどその日は兄の結婚式で、花嫁はかつてのペペの恋人カルメン。スポンサーである 「パオパオ・ビール」 からは好かれておらず、来季の契約がないことがつけっぱなしの無線からレース中に流れてくる。そんな逆境の中でも、プロとしてエースであるギルモアのために、アシストとしてアタックを敢行する。そこにアクシデント発生。後続の集団落車により、エースのギルモアがリタイヤした今、ぺぺへのチームオーダーは「勝て!」だ。

なかなかドラマティックな舞台設定の中、一般にはなかなかわからないレーサーの会話や心理を描いた、趣のあるアニメ作品。絵のタッチがジブリ調なのは、スタジオジブリ作品で作画監督を努めていた高坂氏の監督作品だからということらしい。

弟を思う兄のアンヘル、かつての恋人を応援するカルメン、地元のヒーローを応援するアンダルシアの人たち…を含めた、暑い夏の一日の物語。

オークションで百万円の値が付くワインではなく、給料日に奮発して買ったワインが予想以上に美味しかった…的な、情緒的な感じのアニメ。

外に走りに行けない雨の日に、軽くどうぞ。 ^^

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