グループライドで行く東六甲
ロードバイク (Trek Domane 4.3) を手に入れてから一年が過ぎた。週末になると山を登っているにもかかわらず、一向に速く上れるようにはならない。以前にブログコメントで誘っていただいた Kemari さんとの約束は、「もうちょっと速くなってから…」と保留状態のままだったのだが、一年経ってもあんまり変わらないので「う〜ん、速く走れるようになる日が来るかどうかわかんないや! ^^;」と思い立ち、改めてお声がけしたところ、あれよあれよと一緒に東六甲を上ることになった。
プロローグ
あ、暑い、暑すぎる…。最高気温は 37℃ と猛暑の中、クライマーの人たちと東六甲を上るのか…。せめてちょっとはマシに走れるように、軽く走っておくか…と、自転車に跨ったのは前日のこと。
近場だけど知らない場所の探索をかねて軽く登っただけなんだけど、しっかり汗をかいたことだし、筋肉も目覚めただろう…たぶん。 ^^;
走っている最中に、珍しく他の自転車乗りの方から声をかけられた。「もしかして、トライアスリートですか?」と。「とんでもない! 自転車だけでもしんどいのに、走って泳ぐなんて! (><)」私が乗ってる自転車はエアロタイプではない普通のロードバイクなんだけど、サドルの後ろにドリンクホルダーを付けてるので、トライアスリートっぽく見えるようだ。トライアスリートの場合は、レース中にコンビニに寄ってる訳にはゆかないから、ドリンクホルダーを増設するのだと思うけど、私の場合は、補給ができない可能性のある山岳地帯や田舎道をそこそこ長距離走ることが多いからなんだけどね。 ^^;
そんな前日を過ごした後の、東六甲当日。
今回は、東六甲を上がるということで、行き先は定番の一軒茶屋。
待ち合わせの末広中央公園では、噴水が涼しげな雰囲気を醸し出している。暑いけどね。 ^^;
待ち合わせ場所へ行くと、予想外に人がたくさんいた。 Kemari さんの他に、私より年上だと思われるが、無駄な脂肪のなさそうな人たちが数名と、女子中学生が一名。どのような人たちなのか、まったく関係性が読めないが、どうやら大勢で走ることになったらしい。なんか、楽しいぞ。 ^^ ただ、みんな速そうなので、とっても心配ではあるのだけど…。 ^^;
末広中央公園から甲寿橋
中央公園を出発し、逆瀬川を上って行く。最初はついていってたものの、ゴルフ場近くの坂で、早速、ついていけなくなった。予想通りではある。 (TT)
ゴルフ場の間を抜けるところで、カメラを構えている間に誰も見えなくなった。 ^^;
甲寿橋で待ってくださっていた。
「私のゴール、今日はここでいいです。 (TT)」と座り込んでいるところを撮られてしまった。 ^^;
実は、なんかバッドデイな感じがしていた。上るのが遅いのはいつものことだけど、なんかお腹に力が入りきらない変な感じ。暑いからかな?
甲寿橋から盤滝
このあたりから山らしい雰囲気の中を走って行くのだが、ぜんぜんペダルを踏み込めず、すぐに一人旅になってしまった。どうやらみなさん旧道に行ったようなのだが、分岐する頃には既に遠方だったので、気づかなかった私は綺麗な (斜度がキツめで交通量の多い) 新道の方へ。
盤滝で待ってくださっているのを見つけて、なんとか合流。川沿いの木陰はとっても気持ちがいい。もう、この日陰から出たくない…。 ^^;
盤滝から宝殿
ここが難所。斜度が 12% の道路標識があるし、サイコンによると 15% ほどのところもちらほら。
このエリア、最初のうちは先頭の人たちについていってたのに、 12% を登りきったあたりで、急に力が入らなくなって、一人で写真休憩。「みなさん、頑張ってねぇ〜。 ^^;」こりゃぁ、たぶん、カロリー不足だな…。今更、どーしよーもないので、体内でエネルギーを作りながら、ゆっくり上るしかないや…。 ^^;
あわてない、あわてない。一人旅、一人旅。 ^^; (一休さん風に)
宝殿到着。
この区間は、かなりお待たせしてしまったハズ…。さすがに申し訳なさ過ぎた…。 m(__)m
コーラを補給しつつ、絶景を堪能。う〜ん、気持ちい場所だ! ^^
宝殿から一軒茶屋
宝殿から先は、斜度がマシになるせいか、そこまで遅れることなく、最後尾で 3 人一緒に走ってた。
トンネルを過ぎて、一軒茶屋に到着。あんまりわかってなかったけど、6人で走ってたようだ。 ^^;
一軒茶屋の眺望は素晴らしいのだけど、この写真はあんまりよくないな…。 (><)
そんな会話を挟みつつ、案内してくださったスポットは、まさに絶景。そして、ホントにすぐ近くだった。 ^^;
ものすごく青い空で、西宮から尼崎の人口島がくっきりと見えた。向こう側には奈良の山並みも見える。
ガスってる日も多いらしく、「今日は、当たりの日ですねぇ〜」とのこと。いい日だ。
ひとしきり絶景を堪能したので、今度は下り。
「下りはゆっくり安全にねぇ〜」と言ってたけど、みなさんかなり速い。「下りの ゆっくり もあんまり信用できんなぁ〜。 ^^;」と思いながら、少し遅れて後を追った。
Kemari さんは、甲寿橋から西宮方面へ帰ってしまわれたので、残った人たちで末広中央公園まで戻った。
そして、お気に入りの炭酸ゼリーを…と思ったら、 ふってふってゼリー は炭酸の入ってない類似商品だった…。 (><)
楽しい東六甲サイクリングをご一緒してくださったみなさんに別れを告げ、いまいち調子のよくないディレイラーのチェクをしてもらうべく、自転車屋さんへ向かった。
宝塚から十万辻
久しぶりの、一条アルチメイトファクトリー 。
ワイヤー調整をしてくださった後で、「う〜ん、チェーンが伸びてきてますねぇ〜。二ヶ月ほど様子を見て、チェーン交換に持ってきてください。」とのこと。上手に乗っている人は、チェーンに負担をかけないので、なかなか伸びないらしい。どうやら私は下手だってことらしい。 ^^; 確かに、最近、雑になってる心当たりがある。もっと、ライド技術を磨かなきゃ…。 (><)
さて、帰りは遠回りして平地を通るか、十万辻越えをするか…と逡巡したが、最短距離の十万辻越えを選ぶことにした。東六甲で調子が悪かったので、上り成分が不十分かな、と。東六甲の下りと自転車屋さんの休憩で、グリコーゲンも回復した気がするし…。
いざ、十万辻を目指して。
自衛隊の練習場の側を通る道に出た。山道はこの先なんだけど、実はここまでの坂が一番の激坂で、あとは 6% 前後ぐらいなので、そこそこいいペースで上ることができた。ヘロヘロになったけど、満足、満足。 ^^
エピローグ
日頃、どちらかと言えば長距離傾向があるせいか、あまりピークで追い込むことをしてないので、上れはするんだけど、とっても遅い…というのが顕著だった東六甲ヒルクライムだった。みなさん、上りが速いだけでなく、下り坂のカーブ手前で手信号を出したりなんかして、ちょっと自転車スキルの差が大き過ぎるかも…という感じもした。短い時間だったけれども、とても楽しませていただき、また、一緒に走る機会があるといいなぁ…と思った日曜日だった。 ^^
すっかり気に入った RELIVE 動画。 ^^