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走り納め

Rapha Festive 500 は諦めた。 ^^;

前回のハプニングも原因の一つだが、長距離走るとどーも膝が痛むので、無理はできないな、というのが最大の要因。

そんな中での走り納めは、武庫川サイクリングロードを下って鳴尾浜まで行き、その後神戸へ向かい、六甲越えで宝塚へ戻るコースにした。だいたい 100Km ぐらいになるはず。

川西市をスタートし、 176 号線を西へ向かって、武庫川へ。

武庫川へ出るまでのラストコンビニでもある。まあ、六甲山に入るまでは街中なので、少し探せば見つかる安全圏ではある。

武庫川サイクリングロードの宝塚周辺はこんな感じ。

伊丹、尼崎はこんな感じ。ミニサイズの車道のような作りで、子どもの頃に行った交通公園を思い出す。

海が近づくと、サイクリングロードはなくなるが、堤防沿いを走れる。

海に着いたところで小休止。

今朝、起きた時は 1 °Cで、なかなか家を出られず、気温が上がってから出発したので、12 月も終わろうかというのに、ポカポカ陽気の中でサイクリングできた。といっても、まだ、道半ばではある。

阪神しまなみ海道 なるものを探して、海沿いをポタリング。といっても、公式の呼称ではなく、埋立地をつなぐ橋を渡る道をそう呼んでいる人たちがいるらしいという話だ。写真は、芦屋浜…だったと思う。 ^^;

明るいうちに帰るため、 13:00 で折り返し。神戸駅あたりまで行きたかったけど、阪神しまなみ海道を探して、海辺をクネクネと走っていて、時間を使い過ぎてしまった。

御影のファミマで小休止。道路標識によると、ここから六甲・有馬へ行けるらしい。「御影から六甲って、車でも行ったことないなぁ〜。」と思いながら、熱々のホットコーヒーを飲む。

ここで小物紹介。ステムの左側に付いているのは、勾配計だ。

付けている人は少ないみたいだけど、「うわぁ〜、 10% だぁ〜! (><) もう無理〜! (TT)」とか泣き叫びながら登坂するのが好きなのだ。 ^^ (ホントはブログ用。なるべく客観的なデータを書きたいな、と。)

さて、小休止の後、六甲山へ向かう。「なんか、山が近いなぁ〜」とは思っていた。「でも、まあ、六甲山って 600m ぐらいだったハズだし、なんとかなるだろう。」というのは大きな間違いだった。六甲山の標高は 900m 以上ある。そして山が近いということは…。

いきなりのウェルカム激坂 20%!! そう。山が近いということは、勾配が急ということになるのだ。(TT) さすがに 20% はすぐに終わったが、それでも勾配計は 15% を刺し続けている。「まだ、住宅地だぞ?! こんな激坂区域を開発するなんて、神戸市は何を考えてるんだ! (><)」

なんとか六甲有料道路の入り口に到着。軽車両通行禁止の標識はないので、自転車で通っても良さそうなのだが、交通量の多い登坂は怖すぎる。ここまで激坂だったこともあり、下山してしまっても構わないつもりで、脇道を降りると…。

すぐ下に六甲ケーブルの下駅があった。「あの〜、すみません。ケーブルカーって輪行できます?」そう訊きたい気分ではあったが、輪行袋を持ってきてなかった…orz。

六甲有料道路の横の道から六甲山へ向かうことができた。表六甲ドライブウェイというらしい。名前は知っていたが、ここだったのかぁ〜。だが、名前が有名でも、ぜんぜん甘くはない。 15% までは行かないまでも、 8 〜 13% の登坂がずっと続く。これは厳しい〜。 (><)

表六甲ドライブウェイの入り口までで、大幅に脚を使い果たし、平均斜度 10% をなんとかインナーローで回し続ける。押し歩きはしないものの、「撮影タイム!」などと言いつつ、休憩してしまう。 (><)

鉢巻展望台はかなりの絶景ポイント。大阪湾を囲む街並みが一望できる。夜景だとまた違う表情を見せるに違いない。近いうちに車で行ってみようと思う。 ^^

頂上まではまだ 3Km ほどあったと思う。脚は重いが、もう、引き返すよりも頂上越えした方が早く帰れるので、続いてペダルを回す。初めての表六甲ドライブウェイだが、頂上付近で知ってる道に出ることができた。標識に 宝塚 の文字が現れたあたりから、アップ & ダウンを繰り返すようになり、少し楽に走れるようになった。 iPhone の地図を確認すると、いつの間にか六甲山頂は過ぎていて、下り基調になった頃に、絶景ポイントに遭遇した。

鉢巻展望台と比べて、もう少し東側の展望になる。ここも綺麗な景色なのだが、車を停めるところがない。ロードバイクに乗るようになってよかったぁ〜。 ^^

さて下り。

注意いただいた意味を痛感する。凍結までは行かないまでも、山頂から宝塚までは山の北側になるらしく、あまり日が当たらないようだ。路面は濡れたままになっていて、ものすごく寒い。下り坂だというのに、ブレーキを握る手がしびれて、感覚が頼りない。細かいブレーキ操作はとてもできず、なかなかの急坂でブレーキを握ったまま緩めることもできず、 20Km/h ぐらいで下り続ける。

…凍えながらも、なんとか事故らずに宝塚へ戻ることができた。一安心。 ^^

176 号線を通って、無事に川西へ帰宅。最初、ポカポカ陽気で始まったサイクリングは、後半のハードな登りと凍える下りで終えた。これにて、今年のサイクリングは終了。

お正月まで、あと二晩。皆様、良いお年を。 ^^