青梅街道探索
世間は、Mt.富士ヒルクライムで賑わっているようだが、私は TOKYO X リベンジへ…。 ^^;
最初に輪行で奥多摩へ行った時に、新宿を指す道路標識を見かけた。「えっ! この青梅街道を走っていけば、新宿に着くの?」と、その時は衝撃を受けた。なんせ、電車でずいぶん遠くへ来たと思っていたもので…。 ^^;
…ということは、逆に青梅街道を辿っていけば、奥多摩まで行けるってことだよなぁ〜。と、思って、今回は青梅街道を辿って、奥多摩湖へアプローチし、そこから風張峠、都民の森、武蔵五日市、多摩川 CR を通って戻ってくるコースにしてみた。
井の頭通りを北西に走り、青梅街道に合流したところから、まずは青梅を目指した。青梅街道はそこそこ交通量が多く、道幅の狭いところが多いので、走りやすいとは言えない感じ。まあ、都会派なので慣れてはいるけれど。いつもの多摩川 CR を通るルートよりは、青梅までの距離が短くなるので、これからも選択肢の一つにはなるかな。
TOKYO X
そして、青梅到着。
もちろん、向かう先は 根岸屋 で TOKYO X 。前回は、営業時間に間に合わなかったので、今回はヒルクライムの前に TOKYO X を食すことにしたのだ。 ^^ 到着したのは営業開始の 11:00a.m. をちょっと過ぎた頃。計算通りだ。 ^^
ドン! ってか、丼!! ^^ これは、カレー丼うどんで、カレーうどんの下にライスが敷いてあるというメニュー。なんかおもしろかったので、ついつい頼んでしまった。 ^^; どんぶりからはみ出そうな盛り付けが、とてもダイナミック。
上に載ってるお肉は、もちろん TOKYO X だ。やっと、念願の TOKYO X にありつけた。 ^^ さてさて、お味のほどは…。
予想通り、カレー味!! ^^; 肉の旨味はよくわからないが、なかなか歯ごたえのある食感で、噛むとモチッとしている。
続いてうどんへ箸を進める。讃岐うどんよりも、極太で噛み応えのあるうどんは、前回の 月与の童屋 で食べたのに似ている。西東京の名産うどんなのかもしれない。
そして、肝心のカレーは、うどん屋さんで食べる和風ダシのカレーの流れをくむものなのだが、ものすごくミルキー。和風カレーうどんではあるのだが、独特のクリーミーさがあって、なんか不思議な感じ。
うどんがなくなる頃にライスが現れる。カレーとライスで、カレーライスなんだけれども、どちらかといえばカレー雑炊かな。和風だしなので、ちょうどいい感じ。 ^^
しかしまあ、できれば TOKYO X をしっかり味わいたかった。 ^^; とんかつなんかで食べると激ウマだと思うんだよねぇ〜。 カツカレー丼うどん が、メニューに増えると、たっぷりお腹を減らしてから、また、食べに来るんだけどなぁ〜。 ^^;
白丸ダム
満腹になったところで、白丸ダムを目指す。いきなりヒルクライムだと、せっかく食べたものを吐いてしまいそうだけれども、白丸ダムまでは標高差 200m ほどで、距離 17Km のほぼ平坦路。ゆるいアップダウンを繰り返しつつ、徐々に標高を上げていく感じなので、食後の運動にちょうどいい。
白丸ダムは小さめのダムで、多摩川の水量を調整する調整池のようだ。
下流側は、豊かな自然を感じさせる気持ちの良い景観。 ^^
川の左側に線路のような感じに見える人工的なものは 魚道 で、社会見学できるようになっている。ダムカードを配布してない白丸ダムへやってきたのは、 ハ・ラ・ゴ・ナ・シ この 大人の社会見学 のためだ!!
ダムの近くにある建物に入ると螺旋階段があって、これを下って行くと…。
ジャ〜ン! これが間近で見ることのできる 魚道 だ。 ^^
薄暗いトンネルになっていて、見学コースは上流側へ抜けてゆくことになる (写真は下流側なので、反対方向へ向かう)。途中、水槽のようにガラス張りになっているところがあって、 魚道 を通る魚を見ることできるようになっている。常時、魚がいるわけではないので、運が良ければ…だけど。 ^^;
魚道見学コースの薄暗いトンネルを抜け出ると、いきなりこの景観。コントラストが素晴らしい! 妖精でも棲んでそうな雰囲気だ。 ^^
風張峠経由で都民の森へ
カレーうどんの消化も進んだようで、いよいよヒルクライム。奥多摩駅を超えて、だんだんそれっぽい雰囲気が漂ってくるが、まずは、小河内ダムで水分補給。これを逃すと、都民の森まで補給は期待できない (自販機もあったかどうか…)。
前回の都民の森で危機的状況だったので、今回は キャメルバック ポディウム を用意して、万全のダブルボトル体制だ。 ^^ 保冷ボトルだけを持っているとわからないけど、普通のボトルと一緒に持っていると、この ポディウム の保冷能力のありがたみがよくわかる。 ^^
せっかく小河内ダムへ来たので、じっくりと愛でたかったけれども、今回はすぐに出発。「名残惜しいけど、また今度!」と奥多摩湖に別れを告げ、風張峠へ向かった。
距離は 20Km ほどで、前半は多摩湖外周を回る平坦路。甲州へ向かってしまう青梅街道から離れ、左折して橋を渡り、都民の森方面へ向かうあたりから、いよいよ後半のヒルクライムが始まる。標高 1146m を誇る風張峠へは、平均斜度は 7 or 8% ぐらいで、 10Km ほど登り続けることになる。
二日前から身体を作ってきた (言い換えると、肉と炭水化物をしっかり食べた) おかげか、ちゃんと身体は動く。動くのだが…ペダルが重い…。 (TT) ひたすらインナーローで耐え続けるのみ。水を飲み、 スポーツミネラル を摂り、耐える、そして耐える。途中、何台かのロードバイクに抜かれる。みなさん、速いねぇ〜。 (TT)
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汗と一緒に流れ出たミネラルを補うのに、塩飴でもいいんだけど、夏場は袋をむくのに苦労するので、私は スポーツミネラル を使っている。塩味のきな粉って感じで、美味しい。 ^^ 難点は、飲んでる姿が薬を飲んでいるように見えること。 ^^;
数えられないほどのオートバイに抜かれつつ、やっとのことで風張峠の手前の駐車場までたどり着き、眺望を堪能する。風張峠の眺望はあまりよくないので、気持ちとしてはここがゴールって感じになる。 ^^;
まさに夏の山! って感じの色合いが素晴らしい。 ^^ 下に見えるのは奥多摩湖で、向こう岸に見えるのが小河内ダム。あんなところから登ってきたんだねぇ〜、自転車で。 ^^;
疲労困憊で、あんまり背景にこだわることなく、テキトーに記念撮影。 ^^; う〜む、トップチューブバッグが美しくないなぁ〜。 (><)
最後に、もうちょっと登って、風張峠到着。
CatEye の標高を確認すると、 1m しか誤差がない! PADRONE SMART PLUS 素晴らしい!! …まあ、 iPhone の精度が高いってことなんだけどね。 ^^;
帰路
風張峠を超えてしまえば気楽なもんだ。家まで 80Km 以上あるので、なんか感覚がおかしくなってる気はするけれど…。 ^^;
都民の森で休憩するつもりだったが、あとは下りだし、ボトルに残っている水で駅前まで行けるだろう…と都民の森をスルーして、そのまま下り続けた。ちょうどいいペースの車がいたので、やや飛ばし気味で追走してゆく。しばらくすると、後ろから何か迫ってくる音が聞こえて来た。「ん? なんだろ、この音は? …もしや、カーボンディープリムの風切り音??」振り返るまでもなく、ものすごいスピードで私を追い越して行った。そして、そのまま前を走っていた車も追い越して、消えていってしまった…。ちょっと異次元のスピードだったのだけど、もしかして、プロ?
武蔵五日市に着いた頃には、下りなのに、けっこう疲れていた。 (><) 「ちょうどいいトレインの後ろにでもついていきたい…。ってか、リアルトレイン (電車) で帰る手もあるなぁ〜」と考えながら、コンビニで休憩していたが、残り 50Km ほどなので、やっぱ自走で…。 ^^;
長距離に慣れたつもりだけど、さすがに 1,000m 級の峠を挟むと、かなり疲れたようだ。気づいたら朝で、電気をつけたまま寝ていた。 ^^; 日曜日は宮ヶ瀬ダムへ行くつもりだったけど、ちょっと無理…ということで、近所の自転車屋さんで新しいバイクを物色したりなんかして過ごしたのであった。 ^^;