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自転車を思いっきり改造した話

初めてのスポーツ自転車だったクロスバイクの GIANT の Escape Air を買ってから、二年が過ぎた。さすがに二年も経つと、自転車の知識も増えてきたし、去年からは Trek Domane にも乗るようになったこともあって、いろいろと改造したくなってきた。

これまでに、コラムスペーサーを全部抜いて、ステムを上下逆向きにして、ブルホーンに代えて、ビンディングペダルにしてあるのだけど、これ以上の改造となると、それなりに大掛かりになるなぁ〜と思いつつ…。

ハンドル

やっぱりドロップハンドルにしたい。ブルホーンで前傾姿勢は十分なのだが、長距離走るとポジションの自由度の高いドロップハンドルが欲しくなる。それに、ハンドル周りの仕様がロードバイクと違うため、パーツの規格の違いにかなり悩まされるのが、なかなか面倒だったので、ロード仕様のドロップハンドルにして、楽になりたかった。

…う〜ん、代えちゃうか…。

コンポーネント

ドロップハンドルにすれば、ブレーキやシフトも STI にしたい。たいした走力はないので、贅沢なのはいらない。まあ、順当なところで 105 かな。

105 の STI を使うとなると、それに引きずられて、コンポーネント一式を変更することになる。なんせ、Escape Air に付いているのは 8 x 3 だから…。

私の走力では十分なギアなのだけど、それとは別の話として、ロードバイク用の気になるホイールを付けようにも、8 Speed 対応をうたっているものはないので、使えるかどうかはわからず、今まで手を出せなかったのだ。コンポーネント一式を 105 にしてしまえば 11 x 2 になるので、好みのホイールが選び放題になる。

…う〜ん、代えちゃうか…。

ホイール

自転車のパーツの中で、交換して顕著に効果があるのはホイールだそうな。

Escape Air に付いてるホイールには、とても満足している。他の人の後ろについて走っていると、前の人よりペダルを休めることが多いので、「もしかして、 Escape Air の慣性力は高いのかな?」と思うほど。たぶん、ちょっと重いのだろう。

でも、ホイールを替えると、ギア 2 枚分ほど楽になるらしいので、ヒルクライムで強力な武器になりそう。とっても気になる。

…う〜ん、代えちゃうか…。

フレーム

10Kg を切る軽さの Escape Air は、クロスバイクとしてはとっても軽い。でも、ロードバイクにはもっと軽いフレームがある。上り坂が苦手な私にとって、軽いフレームというのは、とっても魅力的。「あの峠まで、もうちょっと楽に登れるようになるのなら、悪魔に魂を売っても構わない…」と思わないでもない。 ^^;

軽くなれば、輪行も楽になるしね。

…う〜ん、代えちゃうか…。

完成系

以上の通り、思い切った改造を施した結果…。

改造前。

改造後。(笑)

原型を止めてないやんけ! …というツッコミもありそうだが、ペダル、サイコン、ボトル、サドルバッグは元のままだ。 ^^;

Escape Air の真面目な改造記事を期待されて読まれた方、すみません…。 m(__)m

エピローグ

というわけで、 Emonda SL5 のユーザーになったのであった。 ^^;

Trek サマーセールの中、 サイクルパイン さんが、とても親身にしてくださり、迷うことなく即決となった。

暑い夏だけど、熱いハートで乗り越えてしまいそうな、今日この頃。 ^^