ツイート
嬬恋パノラマライン
青春 18 きっぷ ライド第一弾は、嬬恋パノラマライン。
一緒に行くはずだった人が体調不良でおやすみ。4:00 a.m. に目覚ましがなって、「オレも体調不良かも…」と思ったのは、前日の飲み会のアルコールが抜けきってないから。 (><)
そんな状態でもいそいそと着替えて、新宿駅へ向かって自転車を漕ぎ出した。自転車すごい。仕事だったら休んでたかもしれない。 ^^;
そういえば、一人での輪行サイクリングは珍しい。奥多摩湖や宮ヶ瀬湖へ自走で行けるようになった今は、よほどの絶景スポットでもなければ、わざわざ輪行したりはしない。
いざ、 よほどの絶景 の嬬恋パノラマラインへ。 ^^
新宿駅から輪行
新幹線に乗って軽井沢まで行きたいところだが、青春 18 きっぷ は普通車両しか乗れないので、横川駅が限界となる。
新宿から乗って、東京、高崎で乗り換えて、横川駅へ向かうのだが、とっても遠い。なんせ普通車両なので、三時間以上も電車に揺られることになる。
電車の中での記憶はほぼない。暇だろうから…と思って、リュックに入れておいた Kindle も開くことなく、寝てしまっていた。 ^^; 最初のうちは、停車してドアが開くたびに目を開けるものの、意識は朦朧として、すぐにまた夢の国へ。いつしか目を開ける頻度も低くなり、気づいたら横川駅だった。 ^^; ちゃんと乗り換えできたのが不思議だ。 ^^;
電車止め見て思い出した。ここから先への電車はないことを。 青春 18 きっぷ でどこまでも…という野望は、こーゆー障害を乗り越えるプランニング力がいる…ってわけだ。
そして雨 (スマホだと分かりくいけど、蜘蛛の巣の写真)。電車を降りて、これで一気に目が覚めた。雨の中を走るのは避けたい。下り坂は危険だし、帰ってからの洗車も大変だからね。 ^^;
駅を出ると、雨と言っても霧雨で、天気予報は晴れに向かっている。なかなか悩ましい状況だが、他のローディーが輪行を解いて自転車を組み立て始めた。「ふむ…。せっかくここまで来たし、彼が行くならオレも行くか…。無関係の人だけど…。^^;」
自転車を組み立て、ウィンドブレーカーを羽織り、ペダルを回し始めた。
碓氷峠を越えて軽井沢へ
碓氷峠と言えば、 頭文字 (イニシャル) D に登場するステージの一つ。聖地巡礼に気分は高まる。ま、走る方向は逆向きなんだけどね。 ^^;
3 〜 5% ぐらいの斜度をゆるゆる漕いで行くと、フォトジェニックスポットの めがね橋 に到着した。
微妙な霧雨の雲の中に生えるかのように存在する めがね橋 は、アニメのワンシーンのよう。そういえば、心霊スポットでもあるらしい…。 (><) なお、写っている自転車とローディーカップルは、無関係の人たち。 ^^;
なんかジブリ作品っぽい雰囲気。
幽霊が出るかどうかは知らないが、どうやらクマは出るようだ。襲われる前に退散することにした。
上り始めてから めがね橋 までは 3Km ほどで、碓氷峠までは 10Km ほどだったかな? ガスってて、景色どころか先の道も見えにくい中、ゆるゆると進んゆく。一人旅なので、ペースは完全にポタリング。
碓氷峠到着。気づかずに通り過ぎそうだったが、横川駅で先に自転車を組み立てていたローディが地図を見ていたのを発見したので、気づいて止まることができた。危ない危ない。 ^^; なお、ミニスカのシルエイティ乗りには遭遇しなかった。残念…。
気温の上昇とともに、霧もマシになってきた。これなら下れるだろう…ということで、碓氷峠を後にして、軽井沢方面へ向かった。
予想外に軽井沢は近かった。GW に渋峠に行った時のスタート地点が軽井沢だったのだけど、碓氷峠からほどなくして、懐かしい記憶が蘇ってきた。「確か、この信号のちょっと先のコンビニで、補給したんだったよなぁ〜。」などと思いながら、同じコンビニで小休止。
軽井沢から嬬恋パノラマラインへ
軽井沢を出て、中軽井沢から日本ロマンチック街道へ入る。車のとっても多い上り坂が続く。そして狭い。渋峠に行った時の記憶を辿り、後半の斜度が 10% ほどと急だったことを思い出す。…まあ、なんとかなるだろう。 ^^;
一回休憩。暑くなってきたので、ウィンドブレーカーを脱いだ。「あと何キロ続くんだっけかなぁ〜?」とぼやきながら再び自転車に跨った。ここから 峠の茶屋 までの記憶はない。意識が朦朧としながら、ただの ペダル漕ぎ機 と化していたから。 ^^; ひたすら耐える。そして耐える。
峠の茶屋 到着! でモンスター獲得! しんどい思いをして登ってきたのに、普通のモンスターなので、徒労感が…。 ^^;
で、ポケモンやっている間に、なぜか私の自転車に蜂が数匹まとわりついていた。「ぐぬぬ…。どうしよう…? (><)」と逡巡するも、虫よけスプレーなんか持ってないし…。そろりそろりと自転車を動かして、蜂が離れたところで、ダッシュ!! ふー、怖かった。 ^^;
そのまま下って、嬬恋へ。
おおぉ! 一面のキャベツ畑だ! ここが 嬬恋パノラマライン か! と思って地図を確認すると、 嬬恋パノラマライン はまだ先で、しかもミスコースしてた…。 ^^;
コース復帰の前に綺麗な花畑をパシャり。
嬬恋って名前がロマンティックだ。こんな中学校に通ってたら、年がら年中、恋してそうだ。 *^o^*
嬬恋パノラマライン は遠い…。「今日、何度目の上り坂だろう…」と思いながら、写真休憩。
もうひと頑張り上れば着くはず…。
着いたぁ〜!!
さすが パノラマライン だけあって、行けども行けども見渡す限りのキャベツ畑。曇天なのが残念だけど、動画をどうぞ。 ^^
長野原草津口へ
キャベツ畑のエリアを過ぎると、少し下って、また、上りになる。「ぐぬぬ…。今回は、碓氷峠と峠の茶屋の二本だけのつもりやったのに、ほとんどずっと登ってる気がする…。 (><) まさか、 嬬恋パノラマライン が上りだったとは…。」
ここは下り。奥に見えてる橋を渡るまでは…。
橋を過ぎて、本日、四回目のヒルクライムへ。
上りの途中で軽く写真休憩。さらに上る。
やっと頂上。自撮りして遊んでたら、またしても蜂に絡まれる。 (><) 確か、蜂は黒を敵とみなすハズ…。自転車もウェアも白いのに、なぜ、寄ってくる? ^^; まあ、刺されないうちに退散…。
さて、ここからは下り。バビューン!!
上りと違って、下りはあっという間に過ぎてしまう。気づいたら長野原草津口で、ここから輪行することにした。高崎まで走ることも考えてたけど、たくさん上ったので疲れた…。 ^^;
疲れた身体にビールはたまらん。 ^^
三時間半の電車旅行は、またしても夢の中。乗り換えは高崎駅の一回だけで、新宿まで戻れた。
翌日は、朝からショップの走行会がある。早く寝たいところだが、ツール・ド・フランスがいよいよ大詰め。「モレンマ、頑張れ〜!!」