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体調不良なので自転車に乗ってきた

タイトルは、あんまり冗談ではない。ここのところ、雨や台風でライド企画がほぼ中止になる週末が続いていた。

加齢のためか、重量のためかもしれないが、どうやらある程度の運動を継続していないと、人間の体は調子を崩すようで、倦怠感や軽度の頭痛、嘔吐感や便通不順、膨満感、ストレスや集中力の低下などなど…の自覚症状に苛まれていた。

寝てれば治る病とは違って、「運動して、いろいろ体内の循環環境を改善しないと…。」というタイプだと思われるため、体調不良なのに自転車に乗るという、世間から見れば奇異と思われるような行動を選んだのであった。

プロローグ

「え〜い、もう耐えられん。 (><) 明日は晴れだ! 富士スバルラインに行く!!」と決めたのは木曜日のことだった。身体がいろいろ気持ち悪い感じになってきたし、精神的にもなんかダウン系な自覚症状があった。すっかり生活の中に自転車が組み込まれた今、辛く苦しいのは乗れない日々。

「明日は早いし、軽くブエルタをチェックして、寝るかな。」と J SPORTS オンデマンド のライブをチェックすると、驚いたことに TREK の別府選手が逃げ集団にいた。 ^^

別府ファン (だから TREK に乗っている) としては、興奮せずにはいられない。結局、最後まで見て寝たのは 2:00 頃だったか…。別府選手、敢闘賞おめでとう〜!! ^^

こうなると 4:30 起きなんて無理だし、起きたとしても富士山に上るには、体力が厳しいだろう。ひとまず思考放棄して寝ることにして、どこへ行くかは、目覚めてから考える。

目指すは日原鍾乳洞

8:00 頃に目覚めて、軽く仕事を済ませて、ニュースをチェックした。「もう、輪行する時間ぢゃないよなぁ〜」ということで、 9:30 頃に自走で日原鍾乳洞へ行くことにした。ツール・ド・東北を来週に控えているので、ヒルクライムよりも距離を走っておきたいと思ったのだ。日原鍾乳洞往復なら 130Km ほど走ることになるので、ちょうど良さそうに思えた。

家を出て、西北西に伸びる井の頭通りを進み、突き当たりから五日市街道を走っていたのだが、この選択が失敗だった。信号ストップが多すぎる…。 (><) もちろん街中なので、信号が多いのは当然なのだが、五日市街道の信号は私のスピードととっても相性が悪いようで、ほとんどすべての信号に引っかかる感じがするほど。もちろん、そんなハズはないのだが、すっかり慣れて空気と化してたハズのビンディングシューズの脱着が苦痛になるほど。そして、ブログを書いている今、左足首の筋が痛い。腱鞘炎になるほどとは…。 (TT)

拝島あたりで心が折れた。「信号ばっかりで進まん! しんどい!! 帰る!!! (><)」と。あと 30 分も走れば、青梅の根岸屋で TOKYO-X のカレーうどんを食べられたというのに…。

復路は多摩川サイクリングロード

交通量の多い甲州街道を走り慣れてるので、車が多いのはけっこう平気なのだが、どうやら信号ストップが多いのはダメらしい。自分のことなのに、今まで知らんかった…。 ^^; なので、復路はノンストップで走れる多摩川サイクリングロードを選んだ。まあ、そーなるわなぁ〜。 ^^;

いつもはサッカーや野球で賑わっている河原のグランドをいくつも通るが、誰も使っていない。平日なので当たり前なのだが、使われないグラウンドはただの空き地なので、実にもったいない。「どうにかして有効に活用できるようにならんもんかのぉ〜。」などと考えながら、いつもより人の少ないサイクリングロードを走って帰った。多摩川CR、鶴川街道、甲州街道と慣れてる道しか走ってないので、プチ遭難もなし。 ^^;

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そーいえば、今回からこれを導入したんだった。 Emonda SL は電装化するために、シートチューブのボトルケージマウントが上部に付いてるのだそうな。気付かずに普通のボトルケージを取り付けてたら、ボトルを取り出すのに苦労したので、今回から新兵器を導入することにしたのだった。

他の人のレビューにある通り、一般的なボトルケージよりも脱着の難易度は高いかな。まあ、使ってれば慣れると思うけど…。ボトルからトップチューブまでのクリアランスが十分確保できたので、私の問題は解決した。やや脱着が難しいかもしれないけど、ボトルを付けてない時に見た目がシンプルになるので、私は好きかな。まあ、圧倒的に良いってこともないけど。 ^^;

ただ、一つだけ、大きな問題点が…。

それは、選択肢に 保冷ボトルがない!! ってこと。ボトルに入れて凍らせておいた水が、一時間でぬるま湯になっちまったよ…。 ^^;

こっちだと、夏場でも 3 or 4 時間は冷水なんだよなぁ〜。

エピローグ

130Km 走るつもりだったのが、わずか 70Km で終わってしまったわけだが、実はこれはとっても危機的状況なのだ。「平地の 70Km でヘロヘロや〜。体力落ちてる〜。(TT)」と。嘆いている場合ではない。怠惰な夏休みを過ごし、雨と台風で自転車に乗れずに迎えるツール・ド・東北。私が申し込んだのは 170Km 走る南三陸フォンドだ。「今日の調子だと、あと 100Km なんて走れないぞ?!」

「あと一週間だというのに、この体力はまずいなぁ〜。さてさて、どーしたもんか…。」と悩みながら食べているのは、汁なし担々麺。近所にオープンしたばかりの四川風中華料理店に入ってみたのだが、この店、ヤバイ。よくある普通の中華料理屋ぢゃなく、美味しい中華料理屋なのだ。 ^^

世の中、味覇 (ウェイパー) を入れただけぢゃないの? みたいな大衆中華料理屋さんが多い。まあ、安くてそこそこ美味しいんだけど、レストランの味ってゆーより、中国家庭の味って感じ…かな。

だが、この四川風中華料理店は違う。味覇を使っているかどうかはわからないが、ちゃんとオリジナルの味を作ってる。この店の味になってる。立地的に飲食店には厳しそうなんだけど、私は贔屓にするつもりだ。徒歩 3 分だしね。 ^^;

まあ、恒例のヤツを。

これも恒例。