自転車の聖地、しまなみ海道 - 前編
真・聖地巡礼とでも言うべき、しまなみ海道へ行ってきた。 ^^
まあ、何を持って聖地というのか、町興しのために言ったもん勝ちではあるのだけど、自転車乗りなら知らない人はいないんぢゃないかと思われるのが、しまなみ海道だ。なんせ、本州は広島県尾道市から四国は愛媛県今治市まで、自転車を漕いで渡れてしまうのだから。海に浮かぶ美しい島々の景観を楽しみながら、美味しい郷土料理、漂う潮風、そして波の音。もう、たまらん!! ^^
一応 ライドプラン の 行きたいところリスト に挙げておいた場所ではあるものの、『今年は行けないかもなぁ〜。』と思っていた。遠いので、何かきっかけがないと、なかなか…ね。 ^^; だがしかし、行きつけの サイクルパイン から届いたイベント案内に しまなみ海道 の文字が!! 『ここで行かないといつ行くの? 今でしょ!!』と勢いよく申し込んだのだった。 ^^;
プロローグ
ググればいくらでも情報が出てくるけど、一応、しまなみ海道の全体像はこんな感じ。
東京から始発の新幹線で福山まで行って、在来線に乗り換えて、集合場所の尾道駅へ向かった。
ツール・ド・東北に続いて、またしても弁当屋は混んでた。まだ 6:00 a.m. 前だよ? 結局、 牛肉どまん中 は買えなかった。まあ、 牛肉弁当 も美味しいから問題なし。ただ、隣の席に座ってたおっちゃんの すき焼き弁当 はめっちゃ気になった。 ^^; しかも、朝からビールを飲んでるし…。 (--;
尾道
尾道駅到着。とうとう来たよ!! ^^
改札を出ると、いきなり有名な 尾道ラーメン がぁぁぁ! でも、新幹線の中で駅弁を食べたから、お店には入らなかった。 ^^;
雨か曇りか微妙な天気予報だったが、 iPhone を確認すると、雨がしまなみ海道を避けている。これは誰かモッテるヤツがいるな。 ^^
全員揃ったところで、いざ、出発!! ^^
向島
最初の向島へだけは尾道渡船で渡る。運賃は百円で、自転車はプラス十円。どちらかと言えば、海というより川を渡っているような雰囲気もあってか、ディズニーランドの トムソーヤ島いかだ を思い出す。 ^^; わずか五分ほどの船旅だけど、ものすごく「しまなみ海道に来た!!」雰囲気が漂って来る。ええ感じ。 ^^
渡し船を降りて、いよいよしまなみ海道サイクリングの始まりだ。
向島を通り抜け、まずは最初の因島大橋を渡って因島へ向かう。ここは、上が車道で下が自転車歩行者道になってるようだ。
因島
小雨が降ったりして、路面は濡れている。レインウェアを着たり、バックパックに防水カバーを装備したりして、因島を走り抜けてゆく。
生口大橋を渡って生口島へ向かう。何かのイベントが行わているようで、ゼッケンをつけて歩く人たちがたくさんいた。一日で 40Km 歩くそうな。すごい!
生口島
雨は上がって、路面も乾いてきた。写真は、今回のイベントで一緒に走っている女性ライダー。この方、翌日は一人でとびしま海道の方へゆかれたようで、とっても健脚。 ^^
よく見ると、バックパックもサドルバックも付いてなくて、とっても軽装。これには理由がある。もともとサドルバックを付けてらっしゃったのだが、小さいフレームのため後輪に干渉していたのだ。そこに現れたジェントルマン。なんと「私のバックパック、余裕があるので、ここに入れちゃいましょう。 ^^」と申し出て、自分の荷物の中に入れてしまったのだ! 結果、二人分の荷物を背負って走ることになるのだけど、それでもぜんぜん速い!! ^^ とても、私には言い出せなかったヨ…。 ^^;
最初に立ち寄ったのは ドルチェ 本店 だ。人気店らしく、自転車乗りもたくさんいた。スイーツ店なので女性客も多い。「自転車女子ってこんなにいるの?」 ^^;
私が頼んだのは、チョコチップ & いちじく。ジェラード、うまし。 ^^
出発しようとしたところで、巨漢の外人がニコニコしながらなんか言ってる。
堂々と他のグループの女性をナンパするとは!! なんと 羨ましい性格 けしかんヤツだ!! ^^;
ジェラードを食べたばかりだけど、 時刻は 13:30。ランチが頭を過ぎる。 ドルチェ 本店 を後にして、わずか数キロだけど…。
しま一 で昼食となった。これは…。
と、大将のパワーに流されたからってのが大きい。 ^^;
ボトルに水や氷を入れてくてたりなんかもして、めっちゃ勢いがいい。大将に流される、流される。 ^^;
全員、タコめしの流れだったけど、威勢のいい大将の声で、半々に分かれた。この大将のパワーは東京ではあんまり出会わないな。 ^^ 大阪にはたくさんいる。 ^^
私はブレない男。タコめし定食。
タコめし。「…ふむ…。」
タコの刺身。「…ふむ…。」
獲れたてのタコって感じで、プリプリしてうまい。ご飯もホクホクでうまい。…でも、なんか全般的に味が薄くない? ^^; 汁物もとろろのお吸い物だし…。あとで考えたんだけど、おそらく醤油だ。上品で淡白な醤油だったのだと思う。アナゴを食べた人たちの感想もビミョーな感じだったらしい。もう、これは、十二人を手玉に取った大将の勢い勝ちだな。 ^^;
ランチが済んだら、多々羅大橋を渡って次の大三島へ。
大三島
晴れ間が見え始めた多々羅大橋。渡るとすぐに…。
サイクリストの聖地 道の駅 多々羅しまなみ公園 だ。
不思議なオブジェ。サイクルラックは別にあるので、あくまでも撮影用ね。 ^^;
さすが、サイクリストの聖地だけあって、ローディーがそこそこいる。普通の週末に、これだけのローディーを見たのは初めてだ。 ^^
撮影タイムを終えたら、次の目的地へ出発。
ヘルメットに付ける安全祈願のお守りがあるということで、 大山祇神社 へ。
今回の参加者のロードバイクばかりがずらり!! なかなか壮観。 ^^
みんなで参拝へ。
樹齢 2000年と伝えられる大木。とっても太い幹は、歴史を感じさせる霊力のような何かを感じる。
このあと、おみくじや、お守りを買ったりなんかして、国宝が収められているという宝物館へ向かった。
なんと現金な! だが、素晴らしい決断力だ!! 男前!!! ^^;
そして、 大山祇神社 を後にして、今治へ向かうのであった。
しまなみ海道は、こーゆー案内板がとても充実している。本気でサイクリストを集めてるのがよくわかる。さすが聖地だ。 ^^
大三島橋を渡って、伯方島へ。
大島
大島を通って、いよいよ最後の来島海峡大橋の手間で少し休憩。たぶん 道の駅よしうみいきいき館 だと思われる。 ^^;
雲の間に夕日が顔を出した。曇天の中で訪れたわずかなチャンスだ! ここは気合を入れて、撮影だ!! ^^;
バックパックから秘密兵器を取り出し…。
どやぁぁぁ! お気に入りの一枚を撮れた。 ^^v
夕日も撮れたことだし、ホテルに向けてラストスパート。
夕日の中の来島海峡大橋を渡って…って、この橋、めっちゃ長い〜!! ^^; 世界初の3連吊り橋だそうで、 4Km を超えてるそうな。
今治
長〜い橋を走りきって四国入り。少し走って、ホテルに到着!! ^^
到着するや否や、風呂に入って、伯方の塩味のする汗を流して、晩御飯へ。
旅館の女将さんに薦められた 白楽天 へ。
ご当地グルメでまちおこし だそうな。メニュー決定!! ^^
私は唐揚げセット。タンパク質、タンパク質。
今治焼豚卵飯 は、B級グルメ感満載で、「うまぁ〜! ^^」だった。
ホテルに戻って、大部屋で二次会。ちょー楽しい〜! …けど、睡魔に勝てず、お先に夢の中へ…。ZZzzz...。
エピローグ
しまなみ海道を渡るそれぞれの橋は、本来、有料らしいんだけど、しまなみサイクリングフリー ということで、平成30年3月31日まで無料になってるそうな。それぞれの橋には料金所が設けられていて、原付の人たちはお金を払ってた。自転車が優遇されているのは、さすがサイクリストの聖地だ。 ^^
立ち寄ったところは、全てバイクラックが充実していたし、ブルーラインを走っていれば道に迷ったりもしないし、景色はいいし、出会う人たちはおもしろいし…。いや〜、これは病みつきになりそうだ。 ^^
島々を渡る動画。 RELIVE は素晴らしいサービスだ。 ^^ (でも、埋め込み用の JavaScript は修正してほしいなぁ〜。 ^^;)
サイコンをスタートするのを忘れてて、途中からになってるのが悔やまれる〜。 (><)