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初めての六甲山最高峰

自転車だけでなく、車でもオートバイでも、今までに何度も上っている六甲山。ただ、今までは車道沿いの一軒茶屋までだったので、生まれて初めて、六甲山最高峰まで行ってみた。

晴天の週末で、気候もいい時期なので、ロードバイクの人たちと何人もすれ違った。ハイキングやトレイルランの人も多く、軽く挨拶を交わすだけなんだけど、気持ちのいい、爽やかなヒルクライムとなった。

目覚め

朝 7:00 a.m. 頃の空。羊雲というのだろうか? 不思議な模様が天空に描かれていた。自然はなんと不思議で美しいのだろう。自転車に乗るようになる前は、こんなこと、気にしたこともなかったのだけど…。

気温は 16℃。やや肌寒いので、長袖のインナーを着て、ダウンヒルに備えてウィンドブレーカーを持つことにした。悩んだけど、グローブは指切りのままで出発した。まだ、いけるだろう。

目指すは六甲山最高峰。

往路

旧176号線を西に向かって、武庫川沿いの末広中央公園へ到着。ここからいよいよ六甲山へ。

逆瀬川沿いを上ってゆく。緩い上り坂だけど、ここは飛ばさない。キルゾーンに備えて、脚を温存するのだ。

甲寿橋到着。温存していた脚の余力は十分。続く盤滝への上りも温存作戦のまま走った。

盤滝到着。前回教えてもらった旧道を通ってみたところ、新道よりもかなり楽だった。ただ、道路は手入れされてないっぽいので、そのうち廃道になりそうな雰囲気が漂っていた。

さて、ここから本番。宝殿の料金所まで、ほとんどの区間で斜度 10% を超え続けるキルゾーンへ突入。

温存していた脚を解放…ってゆーか、必死にペダルを回さないと前に進まないから、温存だの何だの言ってられないのだ。 ^^;

上り続けていると、だんだん意識がはっきりしなくなってゆく。朦朧とした頭の中で考えているのは「次のカーブまでかんばれば、もしかして料金所かも…」ばかり。ただただゾンビモードでペダルを回し続ける。

宝殿料金所。ここまで来れば、頂上はもうすぐ。缶コーヒーで糖分補給して、少し生き返る。もう少し激坂が続くけれども、誤差の範囲だ。 ^^;

清掃協力金を入れて、お手洗いを済ませた。 ^^;

出発して間も無く、工事中の片側通行エリアへ突入。後ろの車に道を譲るスペースもないので、スプリントヒルクライムせざるを得ない状況に…。工事エリアを抜けて振り返ると、車がいない。どうやら工事関係車両だったらしい。無駄なスプリントで脚がぁ〜。 (TT)

何とか粘って上り続け、トンネルまでたどり着けた。もう、しんどい上り坂はない。 ^^

そのまま少し走って一軒茶屋に到着すると、休憩することなく、六甲山最高峰を目指して自転車を押して歩いた (車道ではないので、ハイキングの人たちに迷惑かけちゃいけないかな、と)。

初の六甲山最高峰!! ^^

931m から見た北側の風景。

南側は海。ススキが入ると秋らしい絵になる。 ^^

一軒茶屋までの下り坂は、斜度 20% ほどだろうか? ビンディングペダルで Domane を押して下るのが、なかなか大変。 ^^;

復路

ウィンドブレーカーを羽織って、一気に下った。なかなか手が寒い。どうやら指切りグローブの出番はそろそろ終わりが近いようだ。

武庫川到着。

今回、十万辻トンネルを目指すのは生瀬から。いつも 一条アルチメイトファクトリー のある宝塚歌劇場前から上がるので、生瀬から上がるのは初体験だったんだけど、初っ端から斜度 15% ほどと、こっちもなかなかきつかったぁ…。 (^^;

この道は、十万道路ってゆー名前だったんだぁ〜!!

十万辻トンネル到着。ここまで来れば、あとは気楽なもんだ。体力はけっこう残ってる。これなら六甲山ヒルクライムは、もうちょっと頑張れたなぁ〜。

いつも素通りするだけの芋生川。綺麗なんだけど、あんまり写真を撮ったことがない。日常的過ぎて…。 ^^;

動画とデータ

今回は、写真たっぷりの RELIVE 動画になったけど、リズムがイマイチな感じ。写真が多ければいいってもんでもないなぁ〜。 ^^; STRAVA に走行ログをアップロードして、 RELIVE が動画作成を始めるまでに、写真のアップロードを済ませなきゃならない。んでもって一発勝負でミスもできないから、納得いくものにするのはなかなか難しい。 ^^;

八月に上った時より 10 分ほど短縮したようなのだけど、 STRAVA ユーザーの中では圧倒的に下の方のランキング。 (TT)

帰宅して、自転車から余計な部品をいくつか外すことにした。少し軽量化して、いずれ改めてチャレンジする時のために。