トロッコ保津峡駅へ
土曜日に引き続いて、自転車自粛の日曜日。この様子見期間で快復してくれれば、また、安心して自転車生活に戻れるのだけど…と祈りながら、ネットを巡回していると、 保津峡 の文字が。
「そうだ! 保津峡へ行きたいと思ってたんだ!! 下見に行こう!!!」と、いそいそと着替えて、ペダルを踏み込んだ。自転車自粛中なので、車のペダルだ。 ^^;
保津峡へは行ったことがないけれど、亀岡は自転車でよく通る場所で、ちょっと足を伸ばしたぐらいのところに保津峡はある。そう、気軽に考えていたのだが、これがなかなか大変な場所で…。 ^^;
手打ちそば まつばら
亀岡から保津峡を目指して、東へ向かって進んでゆく。いつの間にやら山深くなり、気付けば車同士のすれ違いの難しい狭い道を上っていた。 ^^; 狭い上に、左側は谷底で右側が岩壁というゾーンがあり、正直、あそこは二度と車で行きたいとは思わないほど。 (><) それを過ぎると、ほとんど嵐山まで退避エリアがないとすれ違いのできないところが続く。そんな厳しい道なので、車はとても少ないのだけどゼロではない。どちらかがバックして道を譲るってゆーのを三回ほどやったかな。まあ、さすが秘境だ。 ^^;
確か、最高標高は 400m ほどだったと思うので、次に訪れる時はやっぱり自転車だな。 ^^;
お昼前に出発したので、そろそろ昼食を…と思っても、そうそうお店のあるようなエリアではない。やっと見つけた蕎麦屋さんに立ち寄ることにした。
手打ちそば まつばら だ。何キロか前から看板が出ていて、迷うことなくたどり着けた。
こんなところを通ってきた。他のお店なんて皆無な雰囲気。 ^^;
入り口では地元野菜を売っている。扉を開けると広い玄関口があって、そこでも地元の農産物が売られていた。ちょっと道の駅っぽい機能も持っているようだ。
席に通されると、店内は驚くほど綺麗だった。片田舎の蕎麦屋というより、都会にある田舎を演出した蕎麦屋に近い。あるいは観光地の高級旅館のような…。要するにピカピカなのだ。初めて訪れると、誰しもが外観から期待する内部とは、かなり違う印象を持つと思う。
蕎麦は絶品。細身で白い。色からして更科粉かな。歯ごたえのある食感で、しっかりとした蕎麦職人がいらっしゃるのだろう。至福の蕎麦だ。 ^^
頼んだのは天ざる。天ぷらは、季節によって内容が変わるそうで、今回は秋の盛り合わせ。三ツ葉、さつまいも、椎茸、蓮根、玉ねぎ、人参だったかな? それを抹茶塩で食べる。肉厚の椎茸が、特にお気に入りだった。 ^^
とろっとろの蕎麦湯をいただき、幸せに満たされたところで、いざ、保津峡へ。
店を出て、駐車場へ行くと、そこにはスーパーカー軍団が!!! とても蕎麦屋の駐車場には見えない。 ^^;
トロッコ保津峡駅
引き続き、狭い山道を通って、保津峡を目指した。県道 50 号線かな? 時折、すれ違う車に道を譲るために退避スペースに避けたりしながら。途中、柚子の里あたりでは少し観光客がいたけど、人より野生動物に遭遇しそうな道が続く。
JR 保津峡駅側のちょっと広いところに到着。
この橋を渡って、左側に少し歩くと駅がある。
これが JR 保津峡駅なんだけど、電車が鉄橋の上に止まっている。下は桂川 (保津川) だ。とても珍しい駅なので、もうちょっとしっかり撮りに行けばよかった…。 ^^;
トロッコ保津峡駅は 1Km ほど離れているらしいので、車で向かうことにした。ほどなくして駅は見つかったのだけど、車を停めるところがない。引き返すにもUターンできるスペースはないので、行き過ぎて少し広くなったところに車を停めて、歩いてトロッコ保津峡まで戻ることにした。 600m ほどだったかな。
京都っぽい橋を渡る。
前日の廃線跡を思い出すようなトンネルを通り…。
木々の間の見晴らしいのいい渓谷を眺め…。
トロッコ保津峡駅まで戻ってきた。うっ…苦手な吊橋だ…。 ^^;
ちょうどトロッコ列車が発車したところだった。人気のある観光列車のようで、満席だった。渓谷を走る列車って、めちぇめちゃ気持ちいいもんなぁ〜。 ^^
名前だけは聞いたことのあった保津川下り。とっても優雅だ…。これも、いつか体験してみたいものの一つだ。 ^^;
保津峡を知ったのは、いつも読んでるだるまさんのブログの記事 Groove in Life : 午前中縛りの早朝山岳ライド!大阪から嵐山・保津峡~亀岡を走る140km! からだったのだけど、次回、訪れる時は、やっぱり自転車がいいな。 ^^ 車には厳しい道だし、停めるところもないから。 ^^;
帰路は、とても折り返す気にはなれず、嵐山へ抜けて、国道9号線で亀岡へ戻ることにした。^^;
…ドライブ記事が続いたけど、次の週末はがっつり自転車に乗るよ!! ^^;