新撰組だって食べたかったに違いない、京都の美味しい土鍋カレー
自転車ブログなのに、今回もグルメ記事。 ^^;
車のローンが終わるので、新車の試乗を…見積もりを…とドタバタな感じで、なかなかまとまった時間の予定を立てられず、隙間を縫ってグルメドライブに…と言う感じの週末。
そんな中、おもしろネタのつもりで訪れた京都の土鍋カレー屋さんが、期待を上回る美味しさだったので、ご紹介したいと思った次第。
主食はココイチ。カツカレー、チキンカツカレー、スープカレーは日常食だし、辛さ調整のできるカレー屋さんにも通ってる。インドカレーやタイカレーも日常食だし、週末には海軍カレーを食べに横須賀へ行ったりもしている。そんなカレー好きが発見した新境地…ってのは言い過ぎかな? ^^;
お店の場所は二条城の近くで、そこそこ賑やかな繁華街にある。自転車を置くところにはちょっと躊躇するかもしれない。店の前の歩道のガードレールに地球ロックはできるのだけど、歩道はそんなに広くないので、人によってはちょっと躊躇するかも…といったところ。
二条城は、大政奉還が行われた場所だそうで、徳川慶喜と勝海舟がここで話し合ったのか…と、ちょっと神妙な気持ちになりつつ、通り過ぎてお店へ向かった。
堀川通りを通ってお店に向かう。
近江屋清右衛門 は、2013年にオープンしたカレー屋さんなので、もちろん新撰組は食べてない。だけど、新撰組の屯所に漬物を納めてたという老舗の漬物やさん 近清 がプロデュースしたカレー屋さんなので、もし、時代が時代なら、きっと新撰組の人たちも食べたに違いない。 ^^;
お店に入ると、間口は狭いものの、奥行きはそこそこある。 ウナギの寝床 と呼ばれる京都ではよくある構造だそうで、調べたところによると、間口の広さで税率が決まっていたことから、こーゆー形態が発展したのだそうな。歴史っておもしろい。 ^^
オープン時刻直後に訪れたのだけど、テレビで紹介されたようで、すでに満席。待っていると、 sorry ticket をいただいた。ちょっと嬉しい。 ^^
席について、少しばかりメニューを悩む。カレーは同じようだけど、カツカレーだったり、ハンバーグカレーだったり…といくつか種類はある。
京都ポーク に惹かれて、ハンバーグカレーに決定!! TOKYO-X みたいなブランド豚を目指しているのなら、応援したいと思ったから。 ^^
注文してから少し待つと、まずは、突き出しとして、ゴボウの漬物が出された。これに一目惚れ。さすが漬物屋さん…って感じ。シャキシャキした歯ごたえに、ちょうどいい塩梅の浅漬けで、昔、ピクルスにハマって自分で漬けていたゴボウを思い出した。もちろん、遥かに美味しい。 ^^; とっても気に入ったので、帰りに買おうと思ったら…。
とのことだった。残念すぎる…。 (TT)
そして、漬物盛り合わせが運ばれてきた。これまた、うまし。 ^^ 今まで食べてた漬物は一体何だったんだろう? ^^;
いよいよ本命の土鍋カレーが運ばれてきた。
これは、ハンバーグと半熟卵が乗ったご飯。カレーがかかってないと、いまいち絵にならないな。 ^^;
さて、肝心のカレーのお味の方は…。一口にカレーと言っても、家庭のカレー、インドカレー、タイカレーはまったく別物なのだけど、ここのカレーのジャンルは、ホテルカレーだ。デミグラス系のとっても濃厚な味わいで、高級ホテルで出てくるお洒落なグレービーボード (カレーの入れ物) を思い出す。もっとも、この店ではグレービーボードではなく、土鍋で出てくるんだけどね。 ^^;
この土鍋がおもしろい。ずっとグツグツと煮立ったカレーで、長い間、熱々のままなのだ。このカレーを少しずつご飯にかけて食べるのもいいけれど、スプーンですくったご飯を土鍋に浸して食べるチーズフォンデュのような食べ方もアリだ。後者の方法で食べてみたところ、お皿に盛ったカレーを食べるよりも遥かに熱々で、なかなか新鮮な体験だった。これは、癖になりそうだ。 ^^
グツグツ具合を動画でどうぞ。 ^^
付け合わせの福神漬けが、これまた…。 ^^; ここで食べたのが福神漬けだと言うなら、他の店で食べる赤い福神漬けは一体なんなのか? と言うほど、別物だ。
漬物屋さんとカレー屋さん。漬物もカレーもとっても美味しいので、行って損はないと思う。ただ、まあ、調和してるかといえば、そーゆー感じではないかなぁ…。それぞれ別のものとしては、とっても美味しいので、前菜の漬物、メインのカレー、お土産にレトルトカレーか漬物か…ってのが、いい感じのスタイルかな。 ^^