佐渡ロングライド - その2
佐渡ロングライド - その1 の続き。
A エントリーなのに B グループでスタートし、 50Km あたりの Z坂手前で Aグループのお仲間に合流。そして、第一の関門 Z坂に挑み、 72Km 地点の "はじき野 AS" に到着したところまでが前回のお話。ゴールまでまだ 140Km 近く残っているが、 GW に 270Km ライドをやったおかげで、完走できる体力があることに不安はない。ただ、各エイドステーションには通過制限時刻が定められているので、そこには少し不安があった。
無事にゴールできるだろうか?
両津 BS (100Km) へ
次のエイドは、楽しみにしていたお待ちかねの BS (弁当ステーション) だ。お仲間でトレインを組んで、一緒に両津港へ向かった。
海沿いの平坦路を順調に走り抜けてゆく。南西の風なので、この辺りから緩い向かい風の中を走ることになる。
BS 到着。お弁当の写真は、蓋を閉めたままだった。これぢゃぁ、中身がわからないや。 (><)
二種類のお弁当が用意されていて、おにぎり弁当と、そぼろ弁当…だったと思う。私はそぼろ弁当を選んだ。ご飯の中にそぼろが挟まれている。
お団子とプリンもあった。
お弁当に対して味噌汁が多い。 ^^; 暖かい味噌汁はとっても美味しいし、塩分補給も必要なので、二ついただいてしまった。 ^^;
会場では鬼太鼓の演舞をしてくださっていた。
写真を撮っていると、撮影しやすいようにわざわざ寄って来てくださった。お面は怖いけど、サービス精神はたっぷりなのね。 ^^
うっ…。いつの間にか撮ってるところを撮られてた。 ^^; (撮影: サイクルパイン )
のんびりしていると、通過制限時刻が近付くアナウンスが聞こえてきた。やば〜い! 出発だぁ〜!!
多田 AS (140Km) へ
両津 BS を出て間もなく、交差点でこけそうになったため、お仲間から少し離れてしまった。さらに信号にも引っかかり、完全にはぐれてしまった。 ^^;
無理して追いかけても、脚が終わってしまうと完走が危ぶまれるので、通常巡行で走ってゆく。ソロライドには慣れている。きっと、そのうち追いつくだろう。 ^^;
気持ちのいい海岸線を走り続ける。
この辺りは少し内陸部で、先にちょっとした上り坂が見える。お仲間は見えないけど。 ^^;
ちょうどいいトレインがあればよかったのだけど、そーはうまく行かない。追いついたのは 20 分後ぐらいだったかな?
大量のカモメ (海猫?) が島を占拠している!!
この少し先で、でお仲間の一人が手洗いへ。私も行きたかったのだけど、待ち時間を最小限にするために、次のトイレを探して先行することにした。
空気を切り裂く佐渡スペシャルヘルメット? ^^;
そこまで切羽詰まってトイレに行きたいわけではないので、景観を楽しみながら海岸線を走り抜けてゆく。
エイド手前で、トイレを発見! 無事に済ませて、エイドでお仲間に合流した。
どこのエイドでも、おにぎり、バナナ、オレンジ、コーラ、ポカリスエット、そして水は充実していた。地元の方々の支援のおかげで、 210Km の長丁場を走るというのに、補給食はなくても大丈夫だし、ボトルも一本で十分だ。 ^^
小木 AS (162Km) へ
平坦路は続く。気温も高くなってきて、少し疲労気味…かな? 通過制限時間に余裕もできたようで、アイス休憩を。
アイスの写真は撮り忘れ、ドリンクの写真はフォーカスが…。 ^^;
ここで、地元のおばちゃんに佐渡島のお話をいろいろ伺った。美味しい日本酒の話とか。 ^^ とても親切に語ってくださった。
この少し先で手を洗おうとしていたら、向かいの家のおばさんが「何かお困りですか? お手伝いできることはありますか?」と声をかけてくださり、水場を貸してくださった。
そうそう。 佐渡ロングライド は、地元の方々がとても親切で、たくさん応援の声もかけていただいた。車もコースを避けていたようで、一般車両にはほとんど遭遇しなかった。どうやらイベントそのものを島全体で応援してくださっているような印象だった。
実は「淡路島も行ったことあるけど、あそこは車が多いからねぇ〜。佐渡はぜんぜんですよ。」と言われてた。アワイチは十分に車の少ないコースだと思っていたのだが、佐渡島を経験した後だと、「う〜ん、確かに 佐渡ロングライド に比べたら、淡路島は車が多いかも…。」と思ってしまった。
おっと、通過制限時間が…。
このあたりはなかなかの向かい風。トライアスリートの方に引いていただく。さすがドラフティング禁止のトライアスロン経験者。向かい風の中でもそこそこの巡行速度で走り続けてくださる。私には無理だ。 ^^; ありがたや、ありがたや。
エイド到着。
むしゃむしゃ。
素浜 AS (185Km) へ
残りは 50Km 弱。最後の山場に向かって、揃って走り続ける。
爽快爽快。 ^^
見慣れない岩盤の海岸が続いてた。こんなのは今まで見たことがない。
海辺から離れて内陸に入り、少し坂を上り始めたところで、突然、マツイさんが停止した。
見上げると、早速、歩いている人たちもいる。1分ほど休んだだろうか?
そして、今回のコースの最高標高となる 170m のヒルクライム開始。
こーゆーロングライドイベントだと、日頃、坂を上らない人たちがたくさん参加されているようで、休むダンシングでもぐんぐん他の人を抜けてしまう。「あかん。ヒルクライムが得意だと錯覚してしまう〜。 ^^;」と苦笑いしながら上ってゆく。
シッティングとダンシングを繰り返し、ゼーハーしながら上り続ける。頂上と思わしきところに "cannondale" と書かれた黒いワンボックスが止まっているのが見えた。どうやら上ってくる人たちを撮影しているようだ。
少しペースを落として、30 秒ほどで心拍数を整える。よし、行ける!! と、余裕の表情を浮かべてカメラの前を通過した。 ^^; 何をやってんだか。 ^^;
山頂を過ぎ、少し下ったところで、最後のエイド到着。「まじヤバかったね、あの坂。Z坂よりキツかったっすよぉ〜。 ^^;」などとしばし歓談。
佐和田 (210Km) へ
エイドを出るとすぐに最後のヒルクライム。コース図を見ると山が二つあったみたいだけど、記憶にない…。 ^^;
上り終えて少し先まで先行して、お仲間の撮影。余裕の笑顔は、もう、難所がないからかな? みなさん、私を見つけてポーズをとってくださった。 ^^
だんだんゴールに近付いてきた。
街中に入ってきたところで、前方に見えるのは…。
初音ミクのコスプレだぁ! ^^ 有名なキクミミさんかと思ったら、違う人みたいだ。詳しくはわからないけど、あの格好でシティサイクルで走り続けるのは、なかなか大変そうだ。 ^^;
街中を通り過ぎ、海岸線に出た。眩しく輝く夕日に迎えられて、もうすぐゴールだ。
ゴール! 210Km 完走だぁ!!
(撮影: サイクルパイン )
(撮影: サイクルパイン )
一緒に写ってくださったのは、宇都宮ブリッツェンの鈴木真理選手だ! ^^ 両サイドの女子は…教えない。 ^^;