佐渡ロングライド - その1
佐渡ロングライド - 前日 の続き。
前夜は、酒盛りの気配を感じつつも、瞼が重くなってきたので、たぶん先に寝た。うっすらと意識はあって、人の出入りがあったのは微かに覚えている。興奮していたのか、夜中に何度か目が覚めたりもした。誰かはわからないけど、「この坂、きつい〜 (><)」などという寝言が聞こえた。どうやら夢の中では走り出しているようだ。
3:00 a.m. に目覚まし時計が鳴り響く。私のではないので、負けずに寝続けた。寝不足はお肌によろしくないので、きっちり 4:20a.m. まで寝るのだ! 目覚ましは誰かが止めてくれた。たぶん、本人ではない。 ^^;
自分の目覚ましが鳴った。いよいよ、 佐渡ロングライド が始まる。
コース概要
コース図は 公式サイト からお借りした。
いつもなら、 VeloViewer のコース図や、 RELIVE の動画で全体像を紹介するところなのだが、なぜか GARMIN の走行ログが少ししか残ってない。 (TT) スタートボタンを押さずに走ると、エラー音が鳴るはずなので、押さずに走り続けたとは思えないのだが…。まあ、ないものはしょーがない。ちゃんと完走したので、そこのところ、ご理解のほどを…。 ^^;
佐和田へ
朝ごはんは、前夜にホテルの方々が用意してくださったおにぎりとバナナ。通常のホテルの朝食とは違うので、 佐渡ロングライド 協賛の宿泊施設共通のサービスなんぢゃないかと思われる。出発までにトイレを済ませたいので、目覚めてすぐに食べたんだけど、食べやすいちょうどいい塩梅のおにぎりだった。
着替えてホテルを出ると、ちょうど美しい夜明けのタイミングだった。
一緒に参加する仲間もぞくぞく集まってきた。そして、出発。
仲間全員のトレイン (…ドラフティングになってないけど…)。 A コース (210Km), B コース (130Km) の参加者が混ざっているので、スタートするとバラけてしまう。なので、これが最初で最後の全員トレインだったりする。
朝日が登ってきた。
会場へ到着。すでにたくさんの参加者が集まっていて、スタートゲートは遥か彼方。 ^^;
実は、チームオーダーがあった。「Z坂の手前で集まって、集合写真を撮りましょう。 ^^」とのこと。私は A3 (Aコースのうち、最後にスタートするグループ) にエントリーしていたのだが、Z坂手前で待ち合わせをするなら、慌てて前にいってもしょーがないので、 B コースの参加者と一緒に走ることにした。係員の案内があったようで、他の A コース参加者は前の方にいってしまった。 B コースグループに一人だけ残っているのは少しばかり不安だったけど、開き直ることにした。 ^^;
相川 AS (20Km) へ
ゲートに近づいた。間も無くスタートだ。自転車に乗ってペダルを踏み出し、ゲートをくぐった。
スタート直後は人が多いので、様子を見ながら列の後ろをのんびりついてゆく。 B コース参加のマエダさんが追いついてきたので、列を離れて彼の後ろについてついてゆく。少し人がバラけてきたところで、彼に質問してみた。
むむ…。そんなに遠いの? (--; Z坂を過ぎてからペースアップする心づもりはあったけど、 50Km 地点はちょっと遠すぎるんぢゃなかろうか? 残り 160Km で巻き返せるのかな? そんな不安が頭をよぎりつつも、のんびりペースで走り続ける。
観光スポットらしきところでトイレを見つけたので、立ち寄ることにした。エイドのトイレは混むからね。
ちょうど、お仲間の女性が上ってきたのでパシャり。
お仲間のほとんどはあまり面識がないんだけど、去年の秋にショップのイベントで しまなみ海道 に行った時にご一緒した方なので、見た目で認識できた。 ^^;
しばらく走って、最初のエイドに到着。
補給食は楽しみなので、しっかりいただいた。 ^^
入崎 SS (40Km) へ
ボトルに水を入れていただいてエイドを出ようとするも、お仲間が見つからない。「ふむ…。先行して待つ作戦に切り替えるか…。制限時間のことを考えると、Z坂で全員揃うのを待たないことになるかもしれないし…。」と、お仲間探しをやめて一人で出発することにした。
佐渡の景色を楽しみながら、少しばかりアップペースで走った。
黄色ゼッケンは Bコースの参加者だ。
ところどころトンネルがある。
女性の参加者も多かった。
絶景ポイントで、写真休憩。
トンネルだけど、ほぼ車がいないので、ぜんぜん怖くない。響くのは自転車の音だけだ。
うわぉ! Tinkoff SAXO や!! ^^
またしても絶景ポイント! しかし、こんなに休んでばかりで大丈夫か? ^^;
第二エイド到着。ここは SS (スイーツステーション) だそうな。 ^^
はじき野 AS (72Km) へ
一人旅は続く。
お揃いのジャージ。カップルかな? ご夫婦かな? 仲良く同じ趣味って、ちょっと羨ましい。 ^^
しばらくして、Z坂手前のところで、お仲間が待っていた。無事に合流できた。
やっぱり、そうなったか。先行したのは、なかなかいい読みだったようだ。 ^^
今回の Aコース 参加のお仲間で記念撮影をパシャり。B コース参加の方々と一緒でなかったのは残念だけど、この7名で 210Km 地点のゴールまで一緒に走るのだ。 ^^
6 人は私のアシストたちだぁ! ^^; まあ、置いて行かれないように必死について行ってるってのが実態なんだけど、外から見れば最後尾を走る私がエースに見えるに違いない! ^^;
向こうに見えるのがメジャーポイントである Z坂。九十九折になってるのが見えるんだけど、わかるかな? ^^;
さて、 佐渡ロングライド の最初の難関。ヒルクライムの始まりだ。標高は 140m だけど、最大斜度は 11% らしい。押して歩いている人もチラホラ。
真ん中ぐらいだったかな? 絶景ポイントでパシャパシャ。
ここで、抜け駆けてして最後まで全力クライム!! ピークで待ち構えて、あとから上ってくる人たちのゼーハー写真を撮るんだぁ!!
あれ? 期待と違って、みなさん脚を使わずに上って来た感じで、けっこう普通だ。 ^^; そして、そのまま置いていかれた。まあ、エイドで追いつくだろう。 ^^;
上ったら下る。バビューン!! 海の見える坂道は気持ちい。 ^^
140m ぢゃぁ、すぐに下りきってしまった。 ^^;
岩肌のトンネル。コンクリートと違って、なんかワクワクする。 ^^
う〜ん、絶景、絶景。 ^^ お仲間からはぐれたというのに、こんなにのんびり走ってていいのだろうか? ^^;
だがしかし…。
カーブを曲がるとパトカーが視覚に入った。「あれ? この先にパトカーが見えるぞ? 何かあったのかな?」と思ったら…。
なんと、お仲間だった。 (--; これには、かなりビビった。 (><)
お巡りさんとのやりとりを聞いていると、どうやらお仲間が落車したのは間違いないけど軽傷らしい。右に写っているパトカーは、別の人の落車のものだった。要するに、ここで落車した人は二人いたわけだ。で、もう一人は美女。 (--; 「さては、見とれててこけたかな? (--;」
彼女の方も無事そうだったけど、事情聴取っぽい雰囲気だった。重症ってことではなさそうだけど、軽い擦り傷だけってことでもなさそうな感じだった。
警官がいるし、彼女と一緒に走っていたらしい人たちもいるので、私らにできることは邪魔しないことだろう…っと思って、仲間に先を促した。「出血してますね! この先のエイドで、女子高生に手当てしてもらいましょう。 ^^」
自転車にも問題はないようで、次のエイドを目指して出発した。
撮影スポットでパシャり。
エイド到着。落車して擦りむいたミタニさんは治療を受けに行って、絆創膏を貼ってもらって戻って来た。
うまい! さすが関西人! (広島ご出身だそうだけど。^^;)
佐渡ロングライド - その2 へ続く。