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若狭路センチュリーライド

「一年に一度だけ。レインボーラインをサイクリングできる。」 そんなキャッチフレーズに惹かれて申し込んだ 若狭路センチュリーライド なのだが、私は思いっきり勘違いをしていた。

海の近くにある自動車専用の有料道路で思い出すのは 「能登有料道路」 だ (現在は のと里山海道 として無料化されている)。なので、「自転車イベントで、高速道路っぽい綺麗な道路を走れるなんて、素晴らしい!! ^^」と思っていた。

四つめとなるイベント参加ということもあり、下手にイベント慣れしてきていて、ろくに下調べをすることなく参加してしまい、とっても後悔することになるのであった。 ^^;

コース概要

残念なことに、標高データが壊れてた…。 (TT) なかなかアップダウンの激しいコースだったので、見応えがあったはずなのに…。 (><)

RELIVE は標高データがなくても大丈夫らしい。アップダウンの様子はこちらでどうぞ。 ^^;

スタート地点へ

宿を出たのは 4:20a.m. 頃。前夜に、朝ごはんの用意について訊かれたのだけど、さすがに丁重にお断りした。「それぢゃぁ、晩御飯でサービスするわ。 ^^」ということなので、晩御飯を楽しみに出発した。

小雨が降ってる。天気は晴れに向かっているので、心配はしていない。防水スプレーを吹き付けたウィンドブレーカーを着てしのいだ。

まだ明けきらない朝の若狭湾。だんだん明るくなってゆき、人々が動き出す雰囲気がなんとなく好きだ。 ^^

時刻は 5:30am.m 頃。スタート/ゴール地点の若狭町役場三方庁舎に着く頃には雨は上がっていた。朝食は、近くのコンビニでサンドイッチをつまんでおいた。

オープニングセレモニーが始まる。「なんで、若狭湾でサンバ??? しかも、おじさん?」 ^^;

スタートが近づいた。綺麗なお姉さん (?) もサンバを踊る。きっと、地域のサンバ同好会の類なのだろう。まあ、お祭りってことで。 ^^;

サンバで盛り上がっている (?) 中、ウェーブスタートでゲートをくぐって走り出した。

給水ポイント1 - レインボーライン頂上付近1 へ

しばらくは平坦路が続く。人が多い。10人弱でチーム参加している人たちのトレインについてゆくが、仲間内で喋りながら並走している人たちなので、注意力散漫な感じがして、ちょっと怖い (交通規制してないところだから…)。一人で飛び出すのはしんどいので、彼らを抜こうとする人が現れるのを待って、その後を追うことにした。

10Km ほどでレインボーラインの入り口となる坂が始まる。「あれ? レインボーラインって高速道路っぽいんぢゃないの?」この辺りで、なんとなく勘違いに気付き始めた。

料金所到着。いよいよレインボーラインだ。ここでやっと理解した。レインボーラインがただのワインディングロードだということを。 ^^;

まだ、上り始めたばかりだが、景色はいい。 ^^;

頂上まで上りは続くよなぁ〜と、覚悟を決めて走り始める。序盤なので人が多いけど、この時間帯はロングコースエントリーの猛者ばかりなので、抜いたり抜かれたりは、そんなに多くない。

下調べをしてない (勘違いをしてたから) ので、どれだけ上るのかわからない。休むダンシングを織り交ぜながら、淡々と上るものの、なかなかしんどい。「あれ? 申し込んだのは、ヒルクライムイベントだったっけ? (><)」などと思いながら、ペダルを回し続ける。前方上部の展望スペースらしきところに人だかりが見えた。給水ポイントだ。

自転車を降りてテントに向かうと、給水しかない。食べ物がないのだ。今まで参加したイベントと勝手が違う。朝は軽くサンドイッチをつまんだだけだし、手持ちの補給食は羊羹が少しあるだけ。「むむ…。体力が持つかなぁ〜?」とちょっと不安が頭を過ぎるが、次のエイドに期待することにした。

三方五湖が見え始めた。自分が上って来た道を、たくさんの人たちが上ってくる様子を眺める。「みんな頑張って〜!」と心の中で応援しつつ、頂上へ向かった。

給水ポイント2 - 若狭町内1 へ

給水ポイントから少し上って頂上到着。標高は 400m ほどだったかな? センチュリーライドとしては、なかなかのヒルクライムだ。

「ほー。 ^^」山の上から望む若狭湾を眺め、感嘆の息を漏らした。

そして三方五湖の美しさは格別だった。これはちょっと他では見られない。「風光明媚とはこのことか…。」

天候が曇りから晴れに向かうところだったので、天使の梯子っぽい景色だったことも幸いだった。しんどい思いをして上って来たのが報われた瞬間だった。 ^^

自転車の写真も撮っておかねば!! ^^

上った後は下り。

下り途中も撮影スポットで、若狭湾を堪能。

信号のところで、前にいた人が UFO を召喚していた。…ウソ。ストレッチだと思う。 ^^;

海沿いの平坦路を駆け抜けてゆく。

海辺の給水所に到着。

念願の食事にありつけた!! へしこ入りのお茶漬けだ。初めて食べたけど、これはヤバい! 癖になる。 ^^

へしこ は、鯖の糠漬けなんだそうな。めちゃめちゃ塩っぱい。だけど、それがお茶漬けにめちゃめちゃ合うのだ。 ^^ 幸せなひとときだ。 ^^

スイーツもむしゃむしゃ。

給水ポイント3 - 美浜町内2 へ

次の給水所を目指して、引き続いて海岸通りを走ってゆく。

あれ? なんで、すれ違う人がいるんだろ? …謎だ…。

コースは内陸へと向かってゆく。

敦賀湾をかすめる。

田園パノラマ地帯を通り抜け…。

やっぱり電池切れで、コンビニへ。 ^^; お茶漬けがエネルギーになるのはもうちょっと先のようで、朝のサンドイッチだけでは持たなかった…。 ^^;

若狭路センチュリーライド は、これまで参加した他のイベントに比べて、エイドの数が少なめで、距離も長いようだ。日頃、エイドなんてないロングライドで遊んでいるので、栄養補給は大切にしているつもりなんだが、よろしくない方向にイベント慣れしてしまっていたようだ。 (><)

体力の回復を待つ少しの間、他の人が走り抜けてゆく様を眺めてた。ロードレースの観客になった気分はこんな感じだろうか?

長居すると完走が危ぶまれるので、のんびりペースで次のエイドを目指して漕ぎだすことにした。

田園地帯を通り抜けてゆく。

給水ポイント到着。生き返る〜。 ^^ けど、カロリー不足な感じ…。 ^^;

乾燥梅干が食べ放題なので、少しつまむ。

次は 20Km と、少し短め。

給水ポイント4 - 熊川宿へ

やっぱり、カロリー不足。二回目のコンビニへ。イベントでコンビニに寄ることになるとは思ってなかった。朝ごはんはしっかり食べるべきだったかぁ〜。 (><)

パノラマの田園地帯を通り抜け…。

軽くヒルクライム。

軽くダウンヒル。

熊川宿到着。

「ん? タイムスリップ???」そこそこ疲労している頭では、現状認識がちょっとおかしくなってる。何が起こっているのか把握できない。

「宿場町が栄えた時代を残した観光地…だよなぁ〜?」と思い至るまでに数分ほどを要した。 ^^; 白川郷ほど昔ではないけれど、明治あたりで時間が止まっているかのような、不思議な一角だった。

補給食はハヤシライス。具が少ないヤツに当たってしまって、写真映えがしない…。 ^^;

スイーツはどれか一つを選ばなきゃならない。全部、味見したい〜!! ^^;

次は 36Km 先か…。う〜ん…。 ^^;

給水ポイント5 - 小浜市内1 へ

景色のいい平坦路だけど、このあたりから人もまばらで、トレインに乗れなくなった。比較的スタートが早めの方だったので、しょーがない。

田園地帯だと思っていたら、黄金色のエリアが。麦かな?

遠くから普段着の人が見えた。追いついて見たら、なんとミニベロ! しかもフラペ、スタンド付きで、カバンも背負っている!! ^^; ロードバイク遊びを全否定するかのような人だけど、侮れない速さだった。

農業道路を通り抜け…。

若狭湾に戻ってきた。ちょうど、写真を撮りそうな人がいらっしゃったので、お互いに撮りっこさせていただいた。短足だなぁ〜。 (TT)

雄大な海を左手に、海沿いを通り抜けて給水所に到着。

軽く塩を振って食べたきゅうりとトマトが、めちゃめちゃうまい!! ^^ かなり気温も上っていたので、切ったばかりの水々しさがたまら〜ん!! って感じだった。

バナナもスイーツも、体に染み渡る。最初の給水所もこのレベルだったら、しんどい思いはかなり軽減されたのに…。 ^^;

青空の下の給水所。

古風で綺麗な佇まいだけど、これはトイレ。 ^^;

ゴールへ

残りは 30Km ほどだっただろうか? 青空の下、若狭湾沿いの道を走る。

ここは、左へ曲がると宿泊先まで五分もかからない場所。しんどいので DNF が頭をよぎった。 ^^; でも、まあ、ゴールを目指して直進した。

絶景、絶景。

トンネルをいくつ通ったかはわからないけど、この景色がベストかな。

田園地帯を通り抜けて、若狭町の街中へ入り…。

完走!! ^^v

う〜ん、今回の 160Km はなかなかしんどかった。最初からヒルクライムだし、補給失敗だし、後半はトレインなしのソロライドだし…。

ゴール後には、豚汁とサザエとバウンドケーキが待っていた。そーいえば、バウンドケーキは高校生たちが作ったものだったようで、三校ぐらいが作ったものから一つ選ぶようになってた。ハニカミながら「ぜひ、これを!」とアピールしてくる女子高生の笑顔がとても可愛らしかった。 *^o^*

宿へ

宿へ戻る道は、コースを逆走することになる。ゴールへ向かう人たちとすれ違いながら、力の入らない足で宿へ向かった。先頭は私の2時間ほど前にゴールしたそうで、最後尾は2時間後ぐらいって感じ。ちょうど、真ん中ぐらいの時間帯にゴールしたようだ。

宿に戻ると、宿泊客は私一人だけ。風呂に入って、少し休んで、夕食の用意されている下の部屋へ。

朝食の分は刺身でサービスしていただいたそうな。前日よりも、さらに多い刺し盛り!! ^^;

二泊目なので、メニューはアレンジしていただいたようだ。 ^^

すべて平らげた様子を見た女将さん。

女将「お刺身、お好きですねぇ〜。ぺろっと食べちゃいましたね。 ^^」
ワタシ「好きですけど、さすがにボリューム満点でした。 ^^」

出てきたものは食べる主義。とっても美味しいお刺身だったのは間違いないけど、サービスはお銚子一本とかの方が胃に優しかったかなぁ〜。 ^^;

エピローグ

少し厳し目の感想だけど、このイベントは、これまで私が参加した他のイベントに比べて、ビギナーにはちょっと厳しかも…という印象だった。エイドの距離が長めで、補給食が少ないのは記事中に書いた通りだけど、曲がるところや信号が多かったのも気になった。他のイベントだと、軽装でクロスバイクの参加者もけっこう見るのだけど、このイベントではほとんど見かけなかった。最後尾あたりの人たちも十分に速い人だったから、おそらく観光を楽しんでいたのだろうと思われる。

コースにレインボーラインが含まれることから、ある程度の走力の人たちを期待しているのかもしれないけど、若狭湾や三方五湖、そして鯖街道の熊川宿などなど、誇らしい素晴らしい観光資源を知らしめる機会だとも思う。もう少し門戸を広げる方向での運営の方がいいような…と思った。 ^^;