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50Km を上りっぱなしの富士スバルライン

Mt.富士ヒルクライム の舞台である富士スバルライン。今のところ、ヒルクライムイベントに出たいとは思わないのだけど、どんな場所でレースをしているのかには興味があった。一万人が参加するビッグイベントだし。

七月に入ってマイカー規制も始まったことだし、上まで行けば気温は 20 度を下回るだろうから、きっと涼しいに違いない。自転車で上るには、今の時期がちょうどいいタイミングだろう。

さて、涼みに行くとしますか…。

コース概要

この RELIVE はおすすめ! 五合目がどの辺りなのか、とってもよくわかる。 ^^

大月駅から河口湖駅

大月駅到着。スバルラインの入り口は河口湖駅が近いのだけど、富士急行線は高いのだ。大月駅から河口湖駅まで 25Km ほどで 1,140円。距離あたりの単価が高い! (><) 25Km ぐらい自転車で行けるわ! というのが大月駅スタートの理由。^^; 平均斜度も 2〜3% だから、そんなに苦ではないし。

まずは腹ごなし。タマゴサンドにファミチキを挟んで食べると美味しいらしいので、駅前のデイリーヤマザキの類似品でマネしてみた。こりゃ、いける。 ^^

ボトルに水を入れて、準備ができたところで、ゆるゆる走り始める。河口湖駅までの道のりは、そこそこの交通量がある。

なかなか趣のある橋を発見! ^^

見慣れない滝も発見!! 大月スタートで正解だった。 ^^

もうすぐ河口湖駅だなぁ〜と思ってたところで絶叫が聞こえた。 富士急ハイランド だ。こんなところにあったのね。

河口湖駅に到着。

う〜む…。富士山が雲に隠れてる。何度か富士山周辺に訪れているけど、綺麗に見える日になかなか遭遇しないもんなんだなぁ〜。

スバルラインへ向かう前に、少し休憩。

富士スバルライン

いよいよ、スバルラインへ。河口湖駅から少し進むとスバルラインの道路標識があって、そこを左折すると、あとはひたすらまっすぐなので、迷うことはない。ただ、料金所までは、予想外に距離があった。

50Km/h で通過すると、メロディーが流れるのだけど、緩斜面で 50Km/h も出せるもんか!! ^^; 仮に出せても、自転車はメロディーは流れないと思われる。車が通る様子を観察していたのだけど、道に刻んである溝を両輪が踏んでる時に音が鳴るという原理のようなので。

ちなみに曲は "あ〜たま〜をく〜も〜の〜♪ う〜えにだ〜し〜♪" ってヤツだ。 ^^;

料金所に到着。標高は 1,100m ほどで、気温は 25℃ ぐらいと走りやすい気候。上り坂でなければね。 ^^;

スバルラインの平均斜度は 5% ということだけど、料金所を過ぎてからしばらくはなかなかの斜度だ。 7〜8% ぐらいが多かったかな? つづら折りになってなくって、なかなか遠くまで見通せる道なので、 縦断勾配錯視 状態で、見た目にはわかりにくいけど…。

一合目のパーキングで小休止。観光バスから降りてきたイケメン外国人に話しかけられたけど、脳がヘロヘロで英語がぜんぜんわからない…。 (><) ヘロヘロぢゃなくても、あんまりわからないんだけどね。 ^^;

わかったのは、ご本人も TREK に乗ってることと、「頑張ってるねぇ〜」って褒めてくれたことぐらい…かな。 ^^;

坂道は続く。だいたいずーっとこんな感じ。

二合目だったか、三合目だったか、よく覚えてないけど、数少ない眺望。北側なので、見えてるのは河口湖かな?

坂道は続く。だいたいずーっとこんな感じ。確か 5% 前後がずーっと続く感じだったと思うけど、ぜんぜん力が入らなくて、スピードが上がらない。一合目までの急坂でやられてしまったかな? それとも大月駅からの上りっぱなしで、地味に脚を削られていたのかもしれない。

脚が攣ったぁ〜! (><) 左足は脚攣り一歩手前でビンディングを外せたけど、右足が攣ってしまって、ビンディングから外せない。 (TT) ペダルに固定したままストレッチして、なんとかペダルから脚を外した。それでも、しばらく動けない…。 (><)

残り距離は、まだ 10Km ほどある。引き返した方がいいかもしれない…と思いつつ、せっかく上ってきたので、五合目を見ておきたい気持ちもある…と葛藤していると、ローディーが追い越して行った。それを見て「脚が攣っても、下りならなんとかなるし、もうちょっと頑張ってみるか。」と、上り続けることにした。

両足の脹脛に違和感を感じつつ、無理しないように上り続ける。ダンシングしながらストレッチする技を覚えた。 ^^;

大月駅から上り続けているせいか、水だけではとてもとても…。

四合目の休憩所。雲の中のようで、眺望はない。

自販機発見! コーラはあるけど、 500ml は飲めないので、エナジージムを。 ^^;

さて、もうひと頑張り。

五合目までもうちょっと。

到着!! 登山客と観光客がごった返している。

乗馬ができるらしい。

記念撮影。ぜんぜん富士山ぽくないけど、人が多過ぎて、それっぽい場所を探すのを諦めた。 ^^;

缶コーヒーで糖分補給。驚いたのはゴミ箱が見当たらないこと。回収にコストがかかるから、自分で持って帰れってことなんだろうけど、搬入のトラックは上ってくるんだよね? 帰りは空なんぢゃないの? …って思うんだけど…。

気温は 14℃ とめっちゃ涼しい。上ってきた甲斐があった。 ^^ サイジャー & レーパンでは、ちょっと寒いぐらいだ。バックポケットからジレ (ウィンドブレークベスト?) を取り出し、下りの準備をして…。

帰路

そして下り。楽ちんすぎる。 ^^

緩斜面なので、スピードが出過ぎることはなく、ハードブレーキングの連続で疲れる…ってことはない。アップダウンはないので、ペダルを踏むことなく料金所まで到着してしまう。

景色は、こんなのが続くのだけどね。 ^^;

無事に料金所を過ぎ、河口湖まで戻ったので、郷土グルメを探しつつ、大月駅を目指した。

富士急ハイランドを少し過ぎたところで、 "讃岐うどん" のノボリに惹かれてうどん屋さんに立ち寄った。 頼んだのは、釜揚げうどんとおにぎり。十分に美味しいんだけど、 "讃岐うどん" を名乗るには、コシが弱いような…。そもそも山梨県なので、讃岐うどんよりもホウトウの方がいいんぢゃないかと思うんだけど…。ターゲットが旅行者ではなく、地元のお客さんなら、讃岐うどんの方が集客力があるってことなのかもしれない。なお、お値段はめっちゃ安い。讃岐うどんが 380円だったかな?

食後は大月駅までバビューン。

帰宅後は美味しいハンバーグを食べに、お気に入りの HERO'S へ。ジュウジュウと湯気がたっている。 ^^

ハンバーグといえば、静岡県にしかない さわやか が美味しいらしいけど、遠くの さわやか より、近くの HERO'S だよ。 ^^

なお…。 さわやか のように半分に切ってくれたりはしないので、中は赤いまま。運ばれてきたら、熱いうちに半分に切って、中を焼くのが美味しく食べるコツだ。 ^^

エピローグ

初めての富士スバルラインだったのだけど、ほとんど眺望の良い場所はなく、ずーっと森の中を走っている感じ。マイカー規制とはいえ、大型バスはそこそこ走ってて、ゴールの五合目は観光客や登山客でごった返している。

う〜ん、一度行っておけば、十分かな? …という印象だった。スカイライン、あざみラインも似たような感じなのかな?