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grigio e ao - 大阪府豊能郡

なんとも落ち着く田園地帯のイタリアンレストラン。それが grigio e ao (グリージョ・エ・アオ) の印象だ。

正直、「なんで、こんな場所にお店を構えたんだろう…?」と疑問に思うような場所にある。まず間違いなく、偶然、この店を訪れる人はいないだろう。 長谷の棚田 が近いので、そこを訪れる人が見つけるかもしれないけれど…。

でも、そこがいい。この店を訪れる人は、 ただお腹が空いただけの人 ではなく、 この店で食べたいと思った人 ばかりになるからだ。何度も訪れたくなる、創作イタリアンのお店って訳だ。 ^^

場所は妙見山の少し北側になる。

grigio e ao の正面。
店構え (PowerShot G7X MarkII + Auto - ISO125 F1.8 1/1250)

民家を改造したお店で、外見はほとんど普通の家にしか見えない。写ってないけど、門にはイタリアの国旗が掲げられていて、かろうじて「お店かも…」と認識できるぐらい。 ^^;

grigio e ao の客席の様子。
店内 (PowerShot G7X MarkII + Auto - ISO125 F2.0 1/30)

中は和風。欄間などの写っているところは、ほとんど居抜きのままだそうな。

食事メニューは大きく分けて、ピザを選ぶか、コースを選ぶかの二択。コースを選ぶと、メイン料理としてピザかパスタのいずれかを選ぶことができる、ってゆー感じ。

パスタもピザも食べたい! …となると、パスタコース + ピザということになる。私のように…。 ^^;

まな板のような板状のさらに盛り付けられた野菜たち。
アンティパスト 1 (PowerShot G7X MarkII + Auto - ISO125 F4.0 1/40)

コースのアンティパスト (前菜) の一皿目は盛り合わせプレート。万願寺とうがらしのグリル、里芋の窯焼き、そうめんかぼちゃのローズマリー風。それから、四角豆、冬瓜、パプリカ…あぁ、覚えられない…。 ^^;

味付けは素材の味を活かしたシンプルなものばかり。そして、食材は地元で採れた野菜たち。 ^^

キャペリンを逆さにしたような形のガラスの器に盛られた白いスープ。
アンティパスト 2 (PowerShot G7X MarkII + Av - ISO160 F5.6 1/60)

二皿目が運ばれて来た途端、ほのかな薫香が鼻をくすぐる。燻製好きとしては、これはたまらない。メニューは、鳥もも肉の燻製が入った、シャドークイーンのスープだ。

ただ一言。「ゼッピン…。」

窯で焼いたおこげが食欲をそそる。
ピザ (PowerShot G7X MarkII + Auto - ISO125 F4.0 1/50)

コースとは別に頼んだのは 栗とゴルゴンゾーラのピッツァメープルシロップ掛け 。これは、たまらん!! \(^^)/

ゴルゴンゾーラの臭みが、メープルシロップと合うなんて、食べるまで想像すらできなかった。季節の食材を使うので、いつまでも食べられる訳ぢゃないので、気になった人はお早めに…。^^;

真っ平らな陶器のお皿に盛られたトマトソースのパスタ。
スパゲティ (PowerShot G7X MarkII + Av - ISO500 F5.6 1/60)

そして、コースのメインとなる 秋茄子と紫蘇の実のトマトソースパスタ 。紫蘇の実って初めてで、香りと食感が抜群。 なかなか他では食べられない、美味なスパゲティだった。 ^^

青いお皿に盛られたティラミス。雪をあしらった粉糖が綺麗。
ティラミスとコーヒー (PowerShot G7X MarkII + Auto - ISO800 F1.8 1/1000)

ドルチェは、ティラミスと銀寄せ栗の渋皮煮。栗の王様と言われる銀寄せ栗の木が、お店の裏に生えてるのだそうな。なんて羨ましい環境なんだ!! ^^;

アンティパスト 1 を真上から。 アンティパスト 2 を真上から。
ピザを真上から。 スパゲティを真上から。

最後に真上シリーズ。

ランチとしては少しお高めの設定なんだけど、この味ならぜんぜんリーズナブル。いずれもとっても美味しくて、季節毎に足を運ぶことになりそうな…そんな、お気に入りのお店。 ^^